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国内・海外 旅行記
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『芸術を愛する国「オーストリア」』
あけましておめでとうございます。
なびブルーです。
ことしもblogともどもよろしくお願い致します。
昨年はいろんな災害があり、大変な一年でしたが、
今年はいい年になるといいなぁ〜と願います。
さて、年末になると流れてくる曲に、ベートーヴェンの「
喜びの歌」があります。
音楽家はパトロンや師事する相手を求め、また様々な都市での公演のため、旅する人が多くいます。
ベートーヴェンもさまざまな相手に師事しました。
特に、当時はハプスブルク家の帝都として栄え、「音楽の都」とも呼ばれたたウィーンも訪れました。
ウィーンの宮廷には、かのモーツァルトやアントニオ・サリエリなどが居ました。
権謀術策渦巻くウィーンでは、モーツァルトの毒殺説なんてものも取りざたされ、舞台「
アマデウス」が作られました。
自殺をはかり、精神病院に運ばれた老人サリエリが神父へモーツァルトを殺したのは私だ。と告白する物語です。
これは、サリエリがモーツァルトから盗作した、毒殺しようとしたと非難するスキャンダルが流れた為で、当時ロッシーニを担ぐイタリア派とドイツ派の対立の中で、宮廷楽長を長年独占して来たイタリア人サリエリが標的にされたといわれています。
実際のサリエリは、慈善活動にも熱心で、弟子からは一切謝礼を受け取らず、才能のある弟子や生活に困る弟子の支援を行っています。また、職を失って困窮する音楽家やその遺族の為に、互助会を組織し、慈善コンサートや有力諸侯に困窮者への支援の手紙を書くなどしています。
有名な弟子として、ベートーヴェンやシューベルト、リストなどがいます。
栄華を極めたシェーンブルン宮殿
洋菓子のお店で売られるザッハトルテの元は、ウィーンのカフェ「
ザッハー」で評判のザッハー・トルテが本家。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は「
デーメル」のトルテがお気に入りだったとか。
オーストリアに行ったら、是非食べ比べてみて下さい。
ただ、とても大きいのでご注意を。
ザッハーのトルテ
また、オーストリアは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台でも有ります。
こちらは、1938年のナチス党政権下のドイツによるオーストリア合邦前のザルツブルクが舞台です。
退役軍人の家に家庭教師としてやってきたマリアと、軍隊的にしつけられている子供たちとの交流から亡命までの物語を描いています。
また、オーストリアでは様々な音楽祭も行われております。
是非一度、オーストリアへ行って本物の音楽に触れてみては?
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