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海外年金暮らし リゾート体験 旅行記 『フィリピン編』
『マゼランの大発見 4』
【40代 男性 職業:元ホテル営業マン、現保険ブローカー】
このセブ島の観光が非常に好調である事だけでなく、
製造拠点として注目されている事もセブの可能性を感じる理由である。
セブ州にはセブ島と橋で繋がれたマクタン島と言う島がある。
一般的に観光客が「セブ」と言うと、セブ州のマクタン島の事を言い、
多くの高級リゾートホテルが立ち並ぶのはこのマクタン島のビーチ沿いであり、
国際線と国内線の空港があるのもこのマクタン島である。
そのマクタン島に2つの工業団地がある。
私が毎月セブへ仕事で行く理由は、この工業団地内に入っている日系企業を訪問する為である。
マクタン島にあるこの2つの工業団地に入っている企業の8割以上が日系企業で、
約80社あると言われている。
マニラ郊外の多くの工業団地に比べてこのマクタン島にある工業団地の利点と言えば、
何と言っても人件費が安い事である。
東南アジア諸国や中国に比べて、人件費の高騰はここフィリピンでは余り問題点になっていない。
その中でも、セブはマニラ首都圏に比べて更に人件費が安いのであるから、
外国企業にとっては大きな魅力であるはずだ。
それに加えて、海外への輸出の際に物流の面で恵まれている。
港までの時間もコストもマニラ郊外の工業団地から掛かる時間やコストの半分以下である。
昨年の東日本大震災、タイの大洪水で日系製造関連会社は生産拠点を考える上で、
天災が少なく、人件費の比較的安い、また英語圏であるフィリピンに大きな関心と注目を集めている。
フィリピンに沢山ある経済特区の中でも、セブは確実に魅力的な生産拠点になると思う。
マゼランの大発見 完
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