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確定給付企業年金の掛金


『国の保険料と確定給付企業年金の掛金(保険料)』

●国の厚生年金保険料と確定給付企業年金の掛金の負担
平成29年9月から国の厚生年金保険の保険料率は183.00/1000で固定されており、全額国に納付する。
確定給付企業年金に加入すれば、国に納める保険料とは別に、将来の年金の上乗せのための掛金として確定給付企業年金に掛金を納めることになる。
なお、確定給付企業年金に納める掛金は、加入している確定給付企業年金の規約に定めがない限り、原則として全額事業主負担となる。

●国の保険料と確定給付企業年金の掛金との関係

※国の厚生年金保険料は、平成16年法改正で毎年9月に3.54/1000ずつ引上げられてきたが、平成29年9月以降は183.00/1000で固定された。今後は法改正がない限り183.00/1000となる。

『確定給付企業年金の掛金』

●掛金の算定方法(確定給付企業年金の規約で定める)
確定給付企業年金の掛金は、次のいづれかの方法に基づいて規約で定める。
  1.  定額
  2.  加入者の給与及び給与に類するものに一定の割合を乗ずる方法(定率)
  3.  加入者の性別、年齢又は加入者が資格を取得したときの年齢等に応じて額を定める方法
  4.  加入者の給与及び給与に類するものに加入者の性別、年齢又は加入者が資格を取得したときの年齢に応じて定めた割合を乗ずる方法
  5.  上記1〜5の方法のうち2以上の方法を組み合わせた方法
      ※ 定額、定率、定額+定率 等

●掛金の負担
原則事業主負担。
但し、本人負担については確定給付企業年金の規約に定めれば1/2を超えない範囲で負担をさせることができる。
※確定給付企業年金の規約に定めのない限り、原則として全額事業主負担となる。

『確定給付企業年金の掛金の種別』